阪神・ドラ5石黒が1回2安打1失点 2四球を与えて、2試合連続のアピールとはならず

 7回、マウンドで汗をぬぐう石黒(撮影・飯室逸平)
 7回、村松と交錯しつつも二塁でアウトにする小幡(手前)=撮影・飯室逸平
 7回、マウンドに石黒を送り出す岡田監督(撮影・田中太一)
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 「オープン戦、中日-阪神」(16日、バンテリンドーム)

 阪神のドラフト5位・石黒(JR西日本)が七回に3番手で登板し、1回2安打1失点とオープン戦の初失点を喫した。

 先頭の鵜飼に右前打を浴びると、加藤匠は犠打で1死二塁とピンチを招いた。続く代打・中島には四球。三好は二ゴロに打ち取ったが、山本にも四球で2死満塁とした。ここで細川に三遊間へゴロを飛ばされ、遊撃の小幡が二塁へ送球するもセーフ。適時内野安打を許した。最後は中田を遊ゴロに抑えたが、この日は制球に課題を残した。

 石黒は10日のオープン戦・巨人戦(甲子園)で1軍デビューすると、1回無安打無失点で1奪三振。試合後には岡田監督が「投げさせて良かったよ」と高く評価し、1軍への帯同が決まっていた。開幕の中継ぎ争いが続く中、新人が2試合連続の無失点とはならなかった。

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