阪神・伊藤将 6回8安打3失点 4四死球と制球欠くも右打者への内角攻めとカットボールに収穫

 「オープン戦、ソフトバンク4-0阪神」(20日、ペイペイドーム)

 制球に苦しんだ。三者凡退のイニングを一度も作れなかった。阪神・伊藤将司投手が6回を投げて8安打3失点。4四死球と制球を欠いて毎回走者を背負うなど課題を残したが、本人は収穫もあったと振り返った。

 「カットボールは良かった。ツーシームとか、逆方向に流す打撃をしてきている感じがしたので。右打者のインサイドにも投げ切れたので良かった」

 一、二回と得点圏に走者を進められたが、要所を締めて無失点。しかし、三回には安打と四球などで1死一、二塁のピンチを招くと、柳田に右前適時打を許して先制点を奪われた。なおも1死一、三塁。4番・山川は内角のカットボールで詰まらせて遊飛に仕留めるなど、後続を抑えて最少失点で切り抜けた。

 反省するのは六回だ。「最少失点でいけるように」。先頭の近藤に二塁打を運ばれ、続く栗原には中前適時打。その後、1死二塁からは中村晃に右前適時打を浴びて3点目を失った。

 開幕5戦目、4月3日のDeNA戦(京セラドーム)での登板が有力な左腕。本番へ向けて修正し、万全の状態を整える。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス