阪神 大山、森下ベンチ外で零敗 共に大事に至らず 残り2試合は未定
「オープン戦、オリックス3-0阪神」(22日、京セラドーム大阪)
阪神はあと一本が出なかった。オリックスの開幕投手を務める宮城に6安打を集めるなど奮闘したが、オープン戦4度目の完封負けを喫し、通算成績は2勝13敗1分け。大山、森下の主軸2人を欠いた虎打線は迫力を欠いた。
右足を痛めている森下と下半身の張りを訴えている大山は球場入りしてグラウンドには姿を見せたが、そろってベンチ外となり欠場。試合後の岡田監督は森下について「そら、試合は無理よ。無理やから出してないだけやん」と語り、病院での診断結果には「大丈夫やからいてるやん。骨折やったら入院してるやろ」と話すにとどめた。
森下は完全別メニューとなり、外野で体幹トレーニングなどを行った後、ベンチ裏に下がった。森下は「痛みはまだ少しありますけど、全然(試合を)できないってことではない」と自身の状態を説明。室内ではティー打撃やキャッチボールで体を動かしたという。
1週間後の開幕まで実戦は残り2試合だが「状態によってですけど、この3連戦の最後にちょっと出られたら一番いい形かな」。開幕前最後の実戦となる24日の出場に意欲を見せたが、フル出場については明言を避けつつ、球場を後にした。
大山は個別でのウオーミングアップ後、フリー打撃やキャッチボールは行ったが、守備練習には参加せず。状態を確認するかのような調整に終始した。指揮官は2試合連続欠場となった4番についても「ノックを今日も外しているわけやから。そういうことやんか」と多くは語らなかった。
オープン戦はあくまでも準備期間で勝敗は度外視される。森下、大山の状態は不透明だが、コンディション調整を最優先しながら、開幕に照準を合わせる。
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