阪神・ゲラ 守護神テスト一発快投 九回0封2K 岩崎とダブルストッパーも
「オープン戦、阪神4-2オリックス」(23日、京セラドーム大阪)
ストッパーも任せろ。最終回のマウンドに上がった阪神・ゲラが1回を無安打無失点2奪三振の好投で来日初セーブ。最速は159キロを計測し、守護神テストに“一発快投”した。
「最後って重要なところは当然ですけど、それを経験させてもらえたのはありがたいこと。その中で同じように投げられたので、そこはよかったよ」
2点リードの九回に登場。先頭打者からエンジン全開だ。福田を初球、157キロの直球で二ゴロ。続く頓宮には3ボールとしたが、カウントを3-2まで整えて最後は高めの真っすぐで空振り三振に仕留めた。
球速はさらに上がる。3人目のセデーニョの初球、外角いっぱい159キロの直球でストライク。その後、カウント1-2からの4球目、高め158キロストレートでバットに空を切らし、ガッツポーズで試合を締めた。
岡田監督は今季の守護神について「それはまだ決めてない」と、岩崎とのダブルストッパーで開幕を迎える方針だ。
開幕まで残り1週間を切った。「ケガなく順調にいい時間を過ごして。シーズンに向けて準備ができたと思っている」とゲラ。頼もしい右腕が虎のブルペン陣にいる。