プロ野球は２９日にセ、パ両リーグが同時に開幕し、球団史上初の連覇を目指す阪神は、東京ドームで阿部新監督が率いる巨人と対戦する。昨季日本一に輝いた岡田虎に立ちはだかる球団はあるのか。オリックスの４連覇は可能なのか。デイリースポーツ評論家陣が２４年シーズンの順位予想を行った。

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　セ・リーグの優勝は阪神だろう。連覇というのは難しいものではあるが、昨年の個々の数字を振り返ると、全員が飛び抜けた成績を残したわけではない。つまり、まだまだ伸びしろがあるということだ。年齢的にも若い選手が多いだけに、昨年以上の上積みというものが期待できる。

　計算できる投手も多いので、シーズンを通して安定した戦いができるだろう。打線がどれだけ援護できるかというところだが、仮に開幕から打線が苦しむ試合が続いたとしても、焦ることなく、投手陣を中心に我慢して戦えばいい。

　２位に予想した広島は西川が抜けたとはいえ、田村ら若手が出てきている。パ・リーグは山川の加入で打戦の厚みが増したソフトバンクが、オリックスと優勝争いを繰り広げるのではないか。