阪神・青柳 右足アクシデントも開幕戦へ「問題ない」 巨人対策も着々 新戦力加入で「変わると思います」
2年連続2度目の開幕投手を務める阪神・青柳晃洋投手(30)が25日、甲子園に隣接する室内練習場で投手練習に参加。22日のオリックスとのオープン戦(京セラ)で右足母指球の皮がめくれるアクシデントに見舞われたが、患部は順調に回復しているという。
「(足の状態は)まあまあじゃないですかね。皮なので一瞬で治るわけじゃない。キャッチボールもランニングもできているので、問題ないんじゃないかと思います」
3月29日・巨人との開幕戦(東京ド)の登板も支障はない。「過去に何回かやってますけど、これでローテーションを飛ばしたことはないので、まあ、大丈夫かなと思います」。キャッチボールの後は打撃マシンと向き合い、快音を響かせた。
巨人対策は着々と進めている。今季はオープン戦打率.400を記録したドラフト3位・佐々木(日立製作所)、メジャー通算178発のオドーアら新戦力が加入。すでに映像もチェックしており「(打線の印象は)変わると思います。対戦経験のあるバッターは自分の中でイメージできていますし、ないバッターは試合の中でやっていくしかない」と力を込めた。
巨人戦は通算9勝10敗ながら、防御率2.85。東京ドームでは同7勝4敗、防御率3.19と勝ち星が先行し、21年5月から5連勝中だ。「開幕戦だからといって特別な過ごし方はないし、ベストな状態でいけるように」。2年連続の開幕星へ自然体で大一番へ向かう。