阪神・岡田監督、専属捕手制廃止 「いつまでも、そんなうまいこといけへん」 坂本or梅野×ローテ投手6人=最大12通り

 阪神の岡田彰布監督(66)が27日、今季は専属捕手制を廃止する考えを明かした。捕手併用を決めている指揮官は、開幕戦で坂本がマスクをかぶると明言した上で「去年みたいに固定はしないと思うけどな、専用キャッチャーみたいななあ。今年は村上も大竹も梅野(にマスクを)かぶらせるよ。専属キャッチャーってちょっとおかしいからな」と持論を展開した。

 昨季は大竹と村上が先発した計42試合全てで坂本が“専属捕手”としてマスクをかぶり、2人を好成績に導いたが、虎将は「いつまでも、そんなうまいこといけへんと思うからのう」と楽観視はしていない。春季キャンプでは“バッテリーシャッフル構想”を掲げ、オープン戦でさまざまな組み合わせを試す予定だったが、梅野がキャンプ中に右肩肉離れを発症したことで頓挫していた。

 梅野は22日に実戦復帰を果たすと、26日にはオリックス2軍との練習試合でスタメンマスクをかぶって七回まで出場。昨年一度もなかった村上とのコンビで4回1失点にまとめた。岡田監督も「もう大丈夫」とフル出場に太鼓判を押した。

 ローテ投手6人と捕手2人で最大12通りの組み合わせが可能となる。「キャッチャー代わるとリードとかも違ってくるからな。相手もちょっと分からん部分はあると思う」。相手を幻惑する新たな“岡田マジック”に期待が高まる。

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