阪神・岡田監督 V弾の森下「(状態は)悪いんやろな)」 大山に「いや、まだ安心してないよ」一問一答

 「巨人0-5阪神」(31日、東京ドーム)

 阪神は八回に開幕から26イニング目、森下翔太外野手(23)の3ランで初得点を挙げた。瞬間、岡田監督は「おっしゃー!」と椅子から立ち上がり、両手を挙げる「グリコポーズ」を繰り出し満面の笑みを浮かべた。以下、一問一答。

  ◇  ◇

 (テレビインタビュー)

 -森下がやってくれた。

 「ああ、初ヒットでしょ、森下もねぇ」

 -昨年も印象的な一打が多かった。

 「ホームランね。スリーランだし、そういう意味で大きかったですね」

 -九回も追加点。得点して雰囲気が変わったか。

 「そらもう、変わったのは間違いないですね」

 -才木が2度の満塁のピンチなどしのいだ。

 「本当にしのいで、しのいでのね、紙一重じゃないですか」

 -連覇を狙うシーズンが始まった。どんな野球を見せたいか。

 「いやいや、今まで通りやるだけなんですけどね。やっとホームに帰れるのでね、明後日から自分らの野球をもっとできるようにしたいですね」

 (ペン囲み)

 -森下はヒット出ていなかったが状態は良かった。

 「まあ、そら状態良かったらヒット出ると思うけどな。だからやっぱ(状態は)悪いんやろな」

 -采配を振るえた試合だった

 「久しぶりよ、そんなもん」

 -才木の無失点も大きかった。

 「曲がりなりにもな、アップアップと思うよ。六回までと思ったけどな」

 -代打・梶谷は相手の勝負手だったが才木に託した。

 「そら開幕で0点に抑える投手を代えれんよ。シーズン途中で優勝争っとったら、そら左(投手に)代えてたかも分からんけどな」

 -桐敷が流れを呼び込んだ。

 「ゲラと岩崎以外では、一番やっぱり安定しているというか、その前を任せられるからな」

 -ゲラ、岩崎の登板は打順の並びもあった。

 「桐敷が(走者を)出してたら岡留いっとったけどな。あそこは一人一殺でな。でも3者凡退でいったから(八回から)ゲラいったけど」

 -大山に一本出て安心か。

 「いや、まだ安心してないよ」

 -巨人に阪神の力を見せた。

 「いや、向こうは分かってるやろ、そんなん。こっち以上に分かってるよ。こっちは向こうのことまだ今年分からへんからな、メンバーとか」

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