阪神まさか 村上が3回5失点KO「粘りきれず申し訳ない」岡田監督が決断 代打送られ球場どよめく

 「阪神3-5DeNA」(2日、京セラドーム大阪)

 阪神・村上頌樹投手が3回7安打5失点でKOとなった。三回の攻撃で打順が回ると岡田監督が、代打・島田を送った。球数65球での交代決断に、球場からはどよめきも起こった。

 初回、先頭の度会に四球を与えると、1死から佐野の右前打で一、三塁とピンチを広げた。牧を三ゴロに打ち取ったが、三塁・佐藤輝が打球をはじき、痛恨の適時失策を犯した。昨季21度の先発で一度もなかった初回の失点だった。

 さらに宮崎の右前打で1死満塁とされると、関根を一飛に仕留めて2死までこぎつけたが、山本に右中間を割る適時三塁打で3点を失った。最後は石上を二直に打ち取ったが、いきなり4点のビハインドを背負った。

 三回には3安打を浴び、1死満塁から石上の一ゴロを大山が本塁に転送。一度はアウトの判定が下ったが、三浦監督のリクエストで判定が覆り、1点を失った。自責点は1だったが、5失点はプロワーストタイ。昨季、最優秀防御率とMVPに輝いた右腕が今季はまさかのスタートとなった。

 村上は降板後、「先頭バッターに四球から流れを止めることができず、試合を作ることができませんでした。結果的に山本選手に対しての投球次第でゲームの流れも変わっていたと思うので粘りきれずに申し訳ないです。反省・修正して次回に向けて頑張ります」とコメントした。

 試合は序盤のビハインドが響き、チームは本拠地開幕戦で黒星を喫した。

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