阪神・伊藤将 お得意ベイ斬り任せた 昨季1完封含む3戦2勝「いつも通りできたら」

 笑顔を見せる伊藤将
 キャッチボールする伊藤将(撮影・山口登)
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 3日のDeNA戦(京セラ)で今季初登板初先発する阪神・伊藤将司投手(27)が2日、平常心を強調した。同球場で最終調整を終え、「初めてのゲームなので緊張すると思うんですけど、いつも通りできたらいい」と気持ちを引き締めた。

 昨季は左肩痛で開幕こそ出遅れたが新人だった21年以来、2年ぶりの10勝を挙げた。オフの調整も順調に進み、仕上がりについては「いい感じ」とうなずいた。本番へ向けて取り組んできたのが直球の制球だ。「ストレートの高さだったりとかが、オープン戦で目立った。それを修正してきた」と力を込めた。

 昨季はDeNA戦に3試合に先発し、1完封を含む2勝1敗で防御率1・64。今季は横浜高の後輩でもあるドラフト1位・度会が打線の中で存在感を示す。「パンチ力もありますし、追い込まれてからの技術もあるんじゃないかな」。警戒心を高めながらも、先輩としての意地を見せる意気込みだ。

 開幕前の最終登板となった3月26日の練習試合・オリックス戦では京セラドームで4回無失点だった。「この前投げたので大丈夫」と準備は万全。目の前の打者をねじ伏せ、最高のスタートを切る。

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