山崎育三郎が国歌独唱から早着替えで始球式に登板 スーツ→ユニホーム姿の超早業にファンビックリ 快速球披露で甲子園大歓声
「阪神-広島」(9日、甲子園球場)
試合前のセレモニーで国歌独唱を山崎育三郎が務めた。その後、ユニホーム姿となり始球式では剛球を披露した。
黒いスーツに蝶ネクタイといういでたちでグラウンドに登場した山崎。伸びやかな声で「君が代」を歌い上げると、甲子園は大歓声がわき起こった。歌い出しの際には異様なほどの静寂に包まれたスタンドが、終了後には一変する異様な雰囲気に包まれた。
その後、時間にしてわずか5分でユニホーム姿に着替えて再登場。「早着替えがすさまじい」とファンも反応した始球式では力強いストレートを披露し、再びスタンドを大歓声につつんだ。
山崎は高校野球でも大会歌を独唱した経験があり、その際は白いポロシャツ姿での登場だった。二役を終え「僕も少年野球でプロ野球選手を目指して。野球への夢を諦めてミュージカルの道に行ったので、こういう形でマウンドにグッとくるものがあって」と感慨深げだった。
ファンはプロ野球仕様の山崎に「山崎育三郎かっこよすぎだろ」「シュッとしている」「エールが懐かしい」「山崎育三郎さんが甲子園に立つと『栄冠は君に輝く』を歌いそうな気がする」とXでは歓喜の声が集まっていた。