阪神 西勇輝が8回5安打無失点、120球の力投 大瀬良との投手戦で一歩も引かず

 6回、秋山を空振り三振に斬り、ほえる西勇(撮影・中田匡峻)
 力投する西勇(撮影・北村雅宏)
 1回、菊池の投ゴロに反応する西勇(撮影・北村雅宏)
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 「阪神-広島」(11日、甲子園球場)

 今季2度目の先発となった阪神・西勇は、8回5安打無失点。6奪三振の120球力投でホームを踏ませなかった。

 初回から2イニング連続で三者凡退に抑えて、順調な立ち上がり。三回2死から大瀬良に右前へ初安打を許し、野間にも左前打を続けられて2死一、二塁のピンチを背負ったが、菊池を左飛に打ち取った。

 四回は先頭の小園が左二塁打。続く堂林が4球目に放ったファウル判定を巡って、広島からリクエスト要求が出されたが、判定は変わらず。最後は空振り三振に仕留めて、傷口を広げることはなかった。六回まで走者を背負い続けたが、要所を締めた。

 七回、八回と再び2イニング連続の三者凡退。八回に代打を送られてベンチに退いた。

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