阪神・高橋遥人「長かったです。長いな」 17日ウエスタン・オリックス戦で893日ぶり対外試合「今できる最大限を」
昨年6月に受けた「左尺骨短縮術」および「左肩関節鏡視下クリーニング術」からの復活を目指す阪神の高橋遥人投手(28)が17日のウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に先発することが16日、分かった。
和田2軍監督が1イニング限定で投げさせることを明かし、「結果うんぬんじゃないから。しっかり腕を振って、遥人らしい投球を見せてくれたら」と話した。
高橋は7日にライブBPで最速147キロを計時し、10日にはシート打撃で打者8人に安打性1本と準備を整えてきた。「ボールをたたけるようになってきた。(状態は)上がったなって感じがする」と実感。21年11月6日のCSファーストS・巨人戦以来、893日ぶりの対外試合に「長かったです。長いな」と素直な思いを繰り返した。
この日はキャッチボールなどで調整し、「緊張すると思うんですけど、今できる自分の最大限を出せれば」。いよいよマウンドで全力投球する日がやってきた。