阪神・岡田監督485勝目 吉田義男超え球団単独2位 貧打でも継投で勝った「今の成績はピッチャーの頑張り」

 「阪神2-0巨人」(17日、甲子園球場)

 名将がまた虎の球団史に名を刻んだ。貧打でも必死の継投でしのぎ、守り勝った。阪神・岡田監督が虎将として吉田義男を超える485勝目。藤本定義の514勝に次ぎ、単独2位となった。

 「まあ、それはまだね(笑)。試合あるんで。あまり関係ないですね」

 試合後、個人記録への言及を避けたが日本一のタクトで接戦を制した。先発・伊藤将が6回無失点と粘ると、終盤は鉄壁リリーフ陣を惜しげもなく投入。2-0の七回は桐敷を送り、八回は岩崎、九回はゲラに託した。

 「岩崎とゲラは、2点しか取れてないのでね。勝つ時も休ませたいんだけど、まだチームが波に乗れないというか。2人には酷だけど、頑張ってもらわないと」

 打線は9試合連続2得点以下と元気がない。四回以降はノーヒット。六回1死一、二塁は大山が遊ゴロ併殺に倒れ、追加点を奪えなかった。「こんだけ打てないんでね。今の成績はピッチャーの頑張り。守りでしのいで、しのいでね。そこを乗り切ればもうちょっと楽なゲームができると思いますね」。今は我慢の時だ。一戦一戦、白星をもぎ取り、チームを軌道に乗せていく。

 ◆阪神の連続試合2得点以下 ここ9試合の得点は1、1、2、0、2、2、2、1、2と2点以下が続いている。過去最長(2リーグ分立後)は2012年4月26日の広島戦1-0から5月6日の巨人戦1-2まで、また1959年8月20日の巨人戦0-11から同30日の中日戦2-3まで10試合連続がワーストとなっている。

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