阪神の大山が国内FA権取得「今は目の前の試合をしっかり戦うだけ」

 キャッチボールをする大山(撮影・中田匡峻)
 打撃練習をする大山(撮影・中田匡峻)
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 阪神の大山悠輔内野手(29)が20日、出場選手登録日数が7年に達して国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。

 「感謝の気持ちというか。ここまでくるのにいろいろありましたけど、一人では難しかったと思います。やっぱり家族であったり、日々の練習であったり、生活。そういうところをサポートしてくださる裏方さんの存在であったり。担当スカウトの平塚さんにすごいお世話になりました。金本監督、矢野監督、そして岡田監督に使っていただいたおかげでこういう権利を取得することができたっていうのももちろんあるので。たくさんの方にまずは感謝したいと思います」

 権利の行使については「今は目の前の試合をしっかり戦うだけです。いい結果は出ていないですけど、今は目の前の試合に向けてしっかりやるだけだと思いますし。ここまでチームメートにすごい助けられてもらっていることしかないので、今度は少しずつ自分が助けられるようにしっかりやっていきたい」と話した。

 大山は16年のドラフト1位で白鷗大から入団。昨季は不動の4番として日本一に導いた。今季はここまで19試合に出場。打率・194と低迷するが、前日19日の中日戦(甲子園)では開幕から75打席目で待望の1号を放つなど、4打数3安打1本塁打の大活躍で引き分けを挟んだ4連勝に貢献した。

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