阪神 佐藤輝明が先制の3号3ラン 雨を切り裂き右翼席へ176キロの弾丸ライナーでたたきこむ 岡田監督絶賛「大きかった」甲子園騒然

 6回、右越えに先制3ランを放つ佐藤輝(撮影・山口登)
 6回、先制3ランを放ちバットを持ったまま一塁を回る佐藤輝(撮影・立川洋一郎)
 6回、右越えに先制3ランを放つ佐藤輝(撮影・山口登)
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 「阪神3(降雨コールド)0中日」(21日、甲子園球場)

 阪神は六回、佐藤輝明内野手の3号3ランで先制した。

 2死一、二塁で迎えた第3打席。フルカウントから懸命の粘りを見せると、甘く入ってきた125キロのスライダーをフルスイング。速度176キロの打球は降りしきる雨を切り裂いて右翼席へ飛び込んだ。

 先発の才木を援護する大きな3点に右腕もベンチ前で両手を挙げて拍手。雨でグラウンドコンディションが悪化する中、価値ある先制点が飛び出した。スタンドはお祭り騒ぎとなり、一時騒然となった。

 その後、七回表を才木が抑えたところで試合は中断。そのままコールドゲームで阪神が今季初の6連勝。中日をかわして単独首位に立った。試合後、岡田監督は「本当ね、1点じゃどうなってたかもわからないし。砂を入れるいうことだったんですけどね、本当スリーランていうのはね、やっぱり大きかったと思いますね」とたたえていた。

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