阪神・岡田監督「園芸さんの絶対やるって気持ちがあったからね」雨の試合を勝ち切る 6連勝で首位も「まだまだ21試合」

 6回、佐藤輝の先制3ランで生還した中野(51)を迎える岡田監督(撮影・中田匡峻)
 7回表の守備に就きライトスタンドからの歓声に応える佐藤輝(撮影・立川洋一郎)
 7回表を終えコールドゲームになりベンチでナインとタッチする才木(左端)=撮影・山口登
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 「阪神3(降雨コールド)0中日」(21日、甲子園球場)

 6連勝で今季初の首位に立った阪神・岡田彰布監督は「まだまだ21試合ですから。7カードだから。去年は5月に貯金3つでいった。それが4月でね。早くいけたかなという感じ」と語った。

 試合前から雨が降りしきる苦しいコンディションの中「きょうはもう才木が一番やりたかったみたい。それに値するピッチングだった」とたたえた。「下が悪いからコントロールから色んな面で。やりたいやりたい言うからやったんだけど、コンディションもいいから」と右腕は7回無失点で完封勝利。その投球に答えたのが同学年の佐藤輝だ。

 六回に価値ある先制3ラン。指揮官も「いつやめてもいいグラウンド状態。スリーラン、3点は大きかったですね」と語り、「本当に、1点じゃどうなってるかわからないし。3ランは大きかった」とたたえた。

 この日は阪神園芸スタッフが懸命の整備を重ねてプレーボールがかかった。「予報悪いの分かってたけど、園芸さんにも絶対やるっていう気持ちがあったからね。才木にも表れていたんじゃないですか」と語り、「きょうはもうお客さんのためにも絶対やる。寒い中、こういう試合を見せられて良かった」と表情を緩めた。

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