阪神2軍 ミエセスが復帰戦で根尾からタイムリー 和田2軍監督「満を持してというか」24日にも守備解禁

 3回、適時打を放ったミエセスはベンチに向かってポーズ(撮影・石井剣太郎)
 3回、適時打を放つミエセス(撮影・石井剣太郎)
 3回、適時打を放ったミエセス(右)は代走に向かう中川とタッチをかわす(撮影・石井剣太郎)
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 「ウエスタン、阪神9-7中日」(23日、鳴尾浜球場)

 阪神は、3月下旬に右脇腹負傷から実戦復帰したミエセスが適時打を放ち良好な状態をアピール。さらに井上が今季1、2号となる2本塁打、五回には中川、渡辺と2者連続本塁打で追加点を挙げ、連敗を阻止した。

 先発の及川は今季最長5回1/3を2失点。マメがつぶれた影響で交代する形となった。中継ぎ陣は5点差の九回、椎葉と湯浅が中日打線に安打を許したが2点差までで抑えた。

 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -及川について。

 「まあ抑えてはいたけどちょっと散らばってたね。ボール先行、ボール先行のパターンが多かった。ただカウントが苦しいながらも、そこからはしっかり粘れて。球自体は悪くなかったけど、ちょっとゾーンが高いのと、コースを狙って投げているんだけど、それが微妙なところで外れていたかな。ただ粘り強くは投げられていたと思う」

 -メドは決めていた。

 「いやいや行けるところまでで」

 -ミエセス復帰。いい打球もあった。

 「1打席目の遊ゴロもしっかりタイミングをとれていたし、まあ残留して、シート打撃もしっかりできていたので、満を持してというか。明日は守備にもつくし、少しずつ打席、イニング数を増やしていこうかなと。そういう段階に来ている」

 -1軍戦力のためにどういうところを見ている。

 「今は故障あがりというか、伸ばしていく段階なんでね。まだ内容うんぬんじゃなくてもまずしっかりゲームでできるかというところの確認。それが第1優先なので」

 -井上は右に2発打った。

 「そうだね。広大というより、チームで27試合で3本しかホームランがなかったから。今日4発出て。野球の難しさというか、本当にいい意味でも悪い意味でもいろいろなことが起きるなと。その中で広大は右に、今日はちょっと風もよかったけど、しっかりつかまえていい打球がいったし、ちょっと(打つ)ポイント近いんだけど、あのポイントで打つんだったらやっぱり右中間方向に。あのポイントで引っ張ろうとするから無理がある。今日の打球方向だったらあのポイントでいいし、引っ張るならもう一つポイントが前じゃないと。あの押し込みができて、あそこまで飛ばせたのは広大にとっても自信になると思う。続けていってほしいね」

 -チームの課題だった得点圏で打てた。

 「そこらへんが打撃は水ものと言われるところで。誰かこうやって突破口を開いてくれると続くことがね。打撃の調子自体は決して低調でもなかったんでね。ヒットは出るけど得点圏で、というのがここ何試合かの課題だった。それが今日はできた。今日は、ね」

 -明日の先発は。

 「明日は…秋山かな」

 -高橋遥人は25日?

 「ちょっと雨が、明日は天気悪いから…そんなんでも変わるし」

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