阪神・岡田監督「負けへんのが一番ええわ」4イニング連続サヨナラ危機しのぐ 木浪の好プレーに「おお、なあ」【一問一答】

 森下らナインを出迎える岡田監督(撮影・佐々木彰尚)
 12回、引き分けに終わりベンチで険しい表情の岡田監督(撮影・堀内翔)
 12回、引き分けに終わり目をこすりながらベンチを出る岡田監督(撮影・堀内翔)
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 「DeNA1-1阪神」(23日、横浜スタジアム)

 4イニング連続でサヨナラのピンチをしのぎ、価値あるドローへ持ち込んだ阪神・岡田彰布監督は「負けへんことが大事やからな」と語った。九回2死二、三塁のピンチで木浪が見せた好プレーには「おお、なあ。あれはナイスプレーやと思うよ」とたたえた。

 以下、岡田監督との一問一答。

 -終盤はしのいでしのいで。

 「なあ。村上に勝ちをつけたかったけど、なんかジャクソン、合わんなあ。京セラもそうやったけど。差されるんやろうなあ。タイミングがズレているのか」

 -荒れ具合も嫌な感じ。

 「高めのな、ストライクの見極めやけどな。差されてるみたいな感じでな」

 -八回まで村上をいかせたのは、勝たせたかったから。

 「いやいや、それは。だから、後ろも使ってなかったからな。リリーフ陣もいけたんやけどな。もう1イニングで、点とったら、勝ち投手になれるから。まあ、あそこまでのお、後ろもあんまり使ってなかったからな。リリーフ陣もみんないけたんやけどな。もう1イニングでもしも点を取ったら勝ち投手やったから、あそこまでのう、110(球)くらい行ってたから、あそこはまあしゃあないなあ」

 -敬遠はバッテリー判断か。

 「そや。おーん。山本が嫌やったんやろ。前回も京セラで打たれてるからな、あれなあ」

 -中継ぎも踏ん張った。

 「まあまあ、それはもうあれや、向こうも左ばっかりやからな代打もな。今日は左ピッチャーをいくしかないと思ってたけど。ここ何日か投げてないピッチャーも多かったから。誰でも送り出せる状態やったから」

 -六回の同点は中野も森下もボールの見極めができていた。

 「そうやなあ、なかなかなあ、最初もヒット出てるけど、ラッキーヒットばっかりやからな、初回でも。なかなか芯で捉える打球はなかなか少なかったやろ。なんかちょっと合わんのやろなあ、ジャクソンの」

 -九回の木浪の守備は。

 「おお、なあ。ああいう変な当たりが一番嫌なんや、ランナーサードやしな。内野安打でも終わりやしな。あれはナイスプレーやと思うよ」

 -守り切ったという試合。

 「そうや、だから前のヒット出えへん時のような状態やんか。でもやっぱり負けんかったいうのが大きいわな」

 -引き分けが後々効いてくる。

 「まあ、そうやなあ。どっちか言うたら、あれやな。守って守っての引き分けの方が多いからな。打ち合いじゃないからな。しのいでしのいでの引き分けやからな。まあそれはやっぱりピッチャー陣の頑張りやで。引き分け言うことはブルペン陣の頑張りやからな。また間隔空くしな。後ろもどんどんつぎ込めるしな。雨で分からんけどな。まあええわ、引き分けで。負けへんのが一番ええわ」

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