阪神・伊藤将が5回までノーヒットノーランの快投で試合は中断 五回には自ら先制点を呼び込む安打 雨でぬかるむマウンドも

 5回、伊藤将が中前打を放つ(撮影・堀内翔)
 先発し、投げ込む伊藤将(撮影・田中太一)
 1回、度会の強烈な打球をグラブで止める先発の伊藤将(撮影・田中太一)
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 「DeNA-阪神」(24日、横浜スタジアム)

 阪神先発の伊藤将司投手が、五回までDeNA打線をノーヒットノーランに抑える快投を見せた。2四球のみの内容で、六回表から中断に入った。

 この日は試合前から雨が降りしきる最悪のコンディション。マウンドもぬかるんでいた中、初回先頭の度会が放った痛烈な顔面付近へのピッチャーライナーを抜群の反射神経で回避しただけでなく、右手のグラブでたたき落として投ゴロに仕留めた。

 いきなりヒヤリとさせられるシーンだったが、以降は圧巻の投球。四回は先頭の牧に四球を与えて2死三塁のピンチを招いたが、落ち着いて山本を右飛に仕留めた。

 バットでも五回先頭の第2打席では中前打を放って出塁。その後、2死満塁からノイジーの押し出し四球で先制のホームを踏んだ。その裏の投球では1死から楠本に四球を与えたが、山本を三ゴロ併殺打に仕留め、悠然とベンチへ戻った。

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