阪神・岡田監督 前夜に緊急野手ミーティング「野手集めて言ったんで」連勝ストップ後、即座に処置「応えてくれた」「きょうの1勝は大きい」
「阪神5-4ヤクルト」(27日、甲子園球場)
3&4月の月間勝ち越しを決めた阪神・岡田彰布監督は4失策の守乱で連勝が止まった前夜、試合後に野手を集めて緊急ミーティングを行ったことを明かした。
「最後は1点差になりましたけど、きょうの1勝は大きいですね」と胸を張った指揮官。「昨日は終わってすぐ野手集めて言ってたんで。それに応えてくれたですね」とベンチ裏の動きを激白した。
「いや、昨日打ち取られ方が悪いからさ、今日もおんなじようなピッチャーでなあ、だからお前、それで言うたんよ。明日までに切り替えて、ちょっと考えろ言うて」と指揮官は説明し、「だから、まあね、そら内容は言われへんけどね、今日のピッチャーね、昨日もね、打ち取られ方とかな、そんなんはもう試合見とったら分かるやんか。それをやらんようにっていう、一番典型的なんは近本のホームランやったな、やっぱりな、おーん」と狙い球の絞り方などについて言及した。
この日は抜擢した小幡が反撃のタイムリー含む2安打をマーク。「もうそろそろ代えようと思っていた」という起用がズバリとはまった。二回にしぶとく中前にタイムリーを放って1点差に迫ると、五回は小幡の安打からチャンスメーク。近本の逆転弾が生まれた。
前日の試合で木浪が3失策を犯すなど精彩を欠いたプレーを見せた。小幡は途中出場でも結果を残しており「ちょうど良い機会だなという感じで使いましたね。あの打順で塁に出るとね。ピッチャーも送ってるんで。いい流れになってますよね」と目を細めていた。