阪神2軍 ソフトバンク和田に12K奪われ逆転負け 和田2軍監督「工夫できたかっていうところ」富田には「頭に焼き付けてほしい」
「ウエスタン、ソフトバンク5-2阪神」(27日、タマホームスタジアム筑後)
阪神2軍は六回に井上が和田から2ランを放ち、逆転。しかし七回に逆転を許すと、反撃することができなかった。
自主トレをともにした“師匠”和田との投げ合いとなった先発の富田は七回に同点打を許し、降板。6回1/3を6安打4失点。103球を投じた。
ソフトバンクの先発・和田は7回6安打2失点で12奪三振。112球を投げ抜いた。
和田監督の一問一答は次の通り。
-相手先発の和田に対して打線が苦しんだ。
「苦しんだっていうよりも、三振12個取られたかな。追い込まれてからの対応ができなかったというよりも、追い込まれるまでにスイングいってんだけど、それを前に飛ばせなかったっていうのはあるかな。シーズン入る前に一回当たってんだけど、その時は打ち崩してる中で、ちょっとそのイメージが強すぎたね。あの時よりも、今日のが数段良かった。真っすぐも走ってたし、キレも良かった。それをやっぱり感じないとダメだよね。感じて工夫できたかっていうところだよね。だから前回のイメージがちょっと強すぎてっていうところが一つの反省点というか。やっぱり投げるピッチャーも毎日、同じ状態で来るわけじゃないから、調子が良かったり悪かったりする中で、今日まっすぐ走ってるなとか、変化球キレてるなと感じた時の対応策。そこらへんがちょっと今日は足りなかった」
-その中でも井上がいいところで一発。
「前の打席に三振取られた、カットボールかな、それをしっかり対応できた。あれはやっぱり4番の仕事だよね」
-先日も2発出たが状態は。
「まだ相手ピッチャーによるところもあるんだけど、今日みたいにいっぺんやられてもね、その次の打席で仕留めるっていうね。全部が全部打てるわけじゃないんでね。やっぱり前の打席の反省がしっかり次に生かされてる、その結果のホームランだと思うんでね」
-富田は苦しみながらもよく投げた。
「相手の和田投手との投げ合いで、勉強にも参考にもなったと思うし。今日ちょっとストライクゾーンが広めではあったんだけど、向こうはそれをもう本当にうまく使って、ギリギリのところでね。だから見逃し三振も結構うちはあったしね、そこらへんのとこだろうね。まだまだ富田これからのピッチャーなんで、今日の和田投手のピッチングっていうのは頭に焼き付けてほしいな」
-明日の先発は。
「明日は鈴木」