一塁ベースカバー不在で阪神・坂本の送球が一、二塁間に転がるハプニング 大山、中野のコミュニケーション乱れる

 8回、右前に同点適時打を放つ丸(撮影・金田祐二)
 8回、ベンチから戦況を見守る岡田監督(撮影・中田匡峻)
 8回を投げ終えた岩崎(左)をねぎらう西勇(撮影・西岡正)
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 「巨人-阪神」(4日、東京ドーム)

 試合終盤に思わぬ展開が待っていた。阪神は四回にノイジーの右前適時打で先制。先発の西勇は7回3安打無失点の好投で、今季初勝利の権利を持って降板した。

 だが、八回に登板した岩崎が1死二塁から、丸に同点打を浴びて西勇の今季初勝利が消滅。さらに、1死一塁から、佐々木の犠打を捕球した坂本が一塁に送球しようとしたが、一塁・大山はベース前方、二塁・中野は一塁ベース後方に位置しており、一塁ベースがガラ空きとなっていた。送球態勢に入っていた坂本はスローを止めることができず、送球は一、二塁間に転がる事態となった。

 1死一、三塁のピンチで吉川が捕邪飛、岡本和を三直に仕留め、勝ち越しは許さなかった。

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