阪神・森下 憧れ筒香から盗む 6日の逆転弾から刺激「ああいう役割をタイガースで自分ができれば」
阪神の森下翔太外野手(23)が9日、DeNA・筒香から飛躍へのヒントを学び取る考えを明かした。横浜市出身で幼い頃には球場でプレーを見たといい、「楽しみ。やっぱりスター性があると思うんで何か感じるものがあったら盗んでいきたい」と10日からのDeNA戦を心待ちした。
筒香がNPB復帰戦の6日・ヤクルト戦で放った逆転弾からも刺激を受けた。一振りでムードを変える打撃は森下が目指すところでもある。「ああいう役割をタイガースで自分ができれば一番いい」。元メジャーリーガーから勝負強さの秘訣(ひけつ)を探る考えだ。
現在9試合本塁打が出ておらず、今カードで一発が出れば横浜スタジアム初アーチにもなる。ただ欲は捨てる。「打てれば最高だけど、まずはヒットから。いい場面で一本打てたらそれだけで十分」。勝負どころでの一打にこだわっていく。