阪神は逆転負けで首位陥落 先発・村上が自己最多130球の粘投も八回に逆転許す

 8回、石川昂に2点適時打を許し肩を落とす村上(撮影・田中太一)
 8回、坂本からの送球を落球する佐藤輝(撮影・山口登)
 8回、村上(左)に声をかける佐藤輝(撮影・山口登)
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 「中日4-2阪神」(14日、豊橋市民球場)

 阪神は中日に逆転負け。巨人に抜かれて2位に転落した。

 2-1の八回、先発・村上が先頭の若林に右越え二塁打を浴びると、続く田中の送りバントを捕手・坂本が三塁へ送球したが、三塁・佐藤輝が落球して無死一、三塁に。ここでカリステが右前適時打を放ち、2-2の同点とされた。細川への四球などで1死満塁となり、石川昂に右前へ2点タイムリーを浴びて降板した。

 村上は自己最多130球の粘投が実らず、7回1/3を8安打4失点(自責点3)で3敗目(2勝)。

 打線は0-1の六回、近本が四球を選び出塁すると佐藤輝の二塁打で三塁に。さらに前川の一ゴロの間に得意の足で一気に生還した。中田の送球が遅れたこともあり貴重な同点ホームとなった。さらに1死二、三塁。坂本の二ゴロの間に三走・佐藤輝が生還し2得点の逆転となった。森下は今季初1番で初回に11打席ぶりの安打を放つなど奮起。2打席目にも左方向へ球を運び4日・巨人戦以来のマルチ安打をマークした。

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