阪神の佐藤輝明内野手（２５）が１５日、２軍降格のため名古屋から帰阪した。その後、鳴尾浜の練習に合流。アップから参加し、ミエセス、西らと話す場面もあった。

　２試合ぶりに「５番・三塁」でスタメン出場した１４日の中日戦（豊橋）。１点リードの八回無死二塁の場面で田中のバントを捕手・坂本が三塁へストライク送球したが、佐藤輝が落球した。その後、カリステに同点の右前打。さらに１死満塁からは、石川に勝ち越しの２点打を許す痛恨の失策を喫していた。

　試合後、佐藤輝は「あれは捕らないといけないと思うので、僕のミスです」と猛省。岡田監督は「うまいことなバントでおまえ、いけたと思ったけどな。あれで終わりよ。おーん」と苦言を呈していた。

　今季はここまで３５試合の出場で打率・２０９、１７打点、３本塁打。２軍降格について佐藤輝は「またもう一回頑張ります」と再起を誓った。