阪神先発の西勇が投打で奮闘 6回2失点 今季初勝利の権利を手に降板
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「中日-阪神」(16日、バンテリンドーム)
阪神先発の西勇輝投手は6回を投げて10安打2失点で降板。今季初勝利の権利を手にし、マウンドを中継ぎ陣に託した。
立ち上がりから安定感のある投球で試合を作った。四回まで無失点の好投。6点リードの五回には長短打などで1死一、三塁のピンチを背負うと、田中に左前適時打で1失点。なおも1死一、二塁からは大島に右前適時打を許し、2点目を失った。だが、後続を抑えて追加点は与えなかった。
この日は、バットでも貢献。3点リードの四回無死満塁で打席を迎えると、右前適時打を放ち加点した。今季初安打で、打点は21年6月1日のオリックス戦(甲子園)以来3年ぶり。自ら援護点をたたき出し、勝機を高めた。
7点リードの七回からは富田がマウンドへ。勝利のバトンをつなぐ。