阪神大勝で首位浮上!打線大幅変更がズバリ的中 6年ぶり4番の原口が1号3ラン&8年ぶり4打点 西勇が今季初勝利
「中日4-9阪神」(16日、バンテリンドーム)
阪神は大幅に入れ替えた打線が奏功し、2連勝。貯金5で試合のなかった巨人と入れ替わり、首位に浮上した。
打線は大山が22年8月18日・ヤクルト戦以来のスタメン落ち。代わりに「4番・一塁」で原口が22年10月2日ヤクルト戦以来にスタメン出場した。さらに5番に糸原、6番に前川、8番に小幡が入った。
初回、相手先発の梅津から1番・井上が四球を選ぶと、中野が右前打。近本は好守に阻まれたが、なおも1死二、三塁で原口の強烈な打球が三塁・石川昂のグラブをはじく失策を誘い、先制。続く糸原も適時打で続いた。
四回には糸原の四球から前川が右前打で続き、梅野が適時打。小幡の犠打もセーフで無死満塁となると、先発の西が今季初安打となる適時右前打で追加点を挙げた。さらに中野にも2点摘時二塁打が生まれ、この回一挙4得点。さらに六回には原口が根尾から3ラン。4番起用に応えた。原口の4打点は8年ぶりとなった。
先発の西は2点の援護をもらった直後の初回はテンポ良く三者凡退。二回から四回までは安打を浴びながらも、好守にも助けられながら無失点に抑えた。しかし6点リードの五回、木下拓の二塁打からピンチとなり、2点を失った。それでも六回は無失点に。6回10安打2失点で今季初勝利を挙げた。