阪神・佐藤輝「内容も結果も」こだわる 17日から2軍中日戦 再昇格へ着々と調整
2軍再調整中の阪神・佐藤輝明内野手(25)が16日、鳴尾浜で全体メニューをこなした後、室内練習場で約20分、フォームの確認のため打ち込んだ。17日からのウエスタン・中日3連戦(ナゴヤ、蒲郡)へ向けて「内容も結果も良ければ」と意気込んだ。
昨年は6月の月間打率・179まで落ち込み、同25日に2軍降格。それでも2軍戦7試合で打率・407と状態を上げ、7月5日に1軍復帰。8月は月間打率・300、9月は打率・344の数字を残した。「今回も、前(の降格時)もバッティングの調子自体は悪くはないので。しっかり内容も結果も出せるように頑張るだけです」と話した。
15日は特守で289球をさばいた。小さなグラブを使って捕球し、「より手で捕る感覚(があって)いいかな」と好感触。「しっかり数を受けてやるのは大事。昨日はいい練習ができた」とうなずいた。最短で25日に再昇格が可能だが、「僕が決めることじゃないので」と淡々。21日からは静岡でのくふうハヤテ3連戦と遠征が続く中で、一つ一つ階段を上っていく。