阪神 今季4度目の1-0完封勝利!1得点ゲームはセ唯一の勝ち越し 決勝打の大山「勝つことはすごく大変」ビーズリー初勝利

 8回表の守備を終えたナインを笑顔で迎えるビーズリー(中央)=撮影・中田匡峻
 5回裏の攻撃を終え、大山(左)から声をかけられたビーズリーは笑顔を見せる(撮影・中田匡峻)
 4回、先制となる適時打を放つ大山(撮影・北村雅宏)
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 「阪神1-0ヤクルト」(18日、甲子園球場)

 阪神が今季4度目の1-0完封勝利で貯金「5」。首位の座をガッチリキープした。

 先発したビーズリーは初回2死から長岡に安打を放たれ、続く村上に暴投した際に二塁への出塁を許した。しかし梅野が強肩でけん制を阻止して得点を免れた。二回には村上に粘られ8球目の直球を中前にはじき返された。5番・サンタナはスライダーで見逃し三振、オスナは遊併殺打に打ち取りその後の回では安打を許さず5回2安打無失点。五回には2四球を出したが、計7奪三振とファームで29回連続無失点と無双してきた実力を発揮した。

 打線は相手先発のヤフーレを攻略できず序盤は苦戦を強いられたが、四回に中野、近本と2者連続四球で出塁。大山が初球を左方向へはじき返し先制適時打とした。

 七回には渡辺が中前打、前川が四球で出塁しヤフーレのワイルドピッチで1死二、三塁の絶好機を作り出した。相手投手は星に代わるも梅野の選球眼で四球を選び満塁に。続く木浪が粘るも投併殺と好機を生かすことができなかった。

 それでもリリーフ陣が無失点でバトンをつなぎ、1得点でのゲームは今季4勝3敗2分け。セ・リーグ6球団で唯一の勝ち越しをマークしており、接戦での強さが現在の順位につながっている。

 お立ち台に上がったビーズリーは「甲子園に戻ってくることができてよかった」と語った。「ファンのみなさんの声援がよかったのでいいピッチングができた。六回から中継ぎ陣がしっかり抑えてくれたのでよかったです」と頬を緩めていた。

 決勝打の大山は「チームが勝てた事が一番」と振り返り、「ランナーをかえすことだけ。初球から行く気持ちで準備していた」。さらに「勝つことはすごく大変だなと思いますけど、チーム一丸となって頑張りたいと思います」と力を込めた。

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