阪神・岡田監督 会心タクトで逃げ切り勝ち「もう守り切るしかなかった」1点差勝ちは今季11度目

 「阪神1-0ヤクルト」(18日、甲子園球場)

 会心の1-0逃げ切り勝ちだ。阪神打線が今季2度目の対戦となるヤフーレを打ちあぐね、代走攻勢をかけた七回、無死二塁の好機を作った八回の得点圏でも追加点を奪えなかった。それでも岡田監督にとっては想定内の試合運びだったという。

 「四回に1点を取ったんだけど、これで終わりかなあという感じだった、今日は。だからもう守り切るしかなかった」

 今季初先発で気合十分の先発・ビーズリーが五回でバテたと見ると、六回から迷わず継投に入った。六回は体調不良から復帰3戦目の桐敷。3連投となったが、「名古屋(16日・中日戦)はブルペンや」とにやり。七回、ツバメ打線のクリーンアップには「いい形で戻ってきてくれた」と信頼を寄せる石井をぶつけ、八回はゲラ、最後は5番手・岩崎がピシャリと締めた。これで1点差試合は11勝3敗となり、今季も勝負強さが光る。

 先発陣は本来ローテの柱であるはずの伊藤将、青柳を欠く。打線も佐藤輝が2軍に落ち、森下もベンチスタートと日替わり打線で臨む日々だ。苦境でも首位を堅守できるのは采配の妙に尽きる。

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