阪神先発の才木が6回2失点の粘投 6年ぶり打点で勝ち越しをもたらす
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「阪神-ヤクルト」(19日、甲子園球場)
阪神先発の才木浩人投手が6回を投げて5安打2失点で降板した。
初回、先頭の丸山和に中前打を許すなど、いきなり1死一、二塁のピンチを背負った。4番・村上には四球で満塁。続くサンタナに左翼へ犠飛を飛ばされ、先制点を献上した。
なおも一、二塁ではオスナに中前へ運ばれて2失点。その後は後続を抑えて追加点を与えなかったが、10イニングぶりに失点を喫した。
初回以降は粘り強い投球で試合を作った。2点リードの五回には2死から連続四球で一、二塁。しかし、サンタナを外角いっぱいのスライダーで見逃し三振に仕留めて無失点に抑えた。
打撃では、同点の四回無死満塁で打席へ。ヤクルト先発の石川から押し出し四球を選び、自身を援護する勝ち越し点をもたらした。プロ通算2打点目。遊ゴロで打点を挙げた18年8月22日の中日戦以来となった。
六回に打席を迎えた場面で代打・ミエセスが告げられて交代。5勝目の権利を手にし、マウンドを中継ぎ陣に託した。