阪神・岡田監督 節目の500勝は全く知らず「意味が分からへんかった」5勝目の才木を大絶賛「本当に一番安定」一問一答

 最後を締めた浜地とタッチを交わす岡田監督(左)=撮影・北村雅宏
 4回、生還したノイジーを迎える岡田監督(撮影・田中太一)
 6回、ベンチでニコニコの岡田監督(右)と平田ヘッドコーチ(撮影・中田匡峻)
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 「阪神7-2ヤクルト」(19日、甲子園球場)

 阪神がリーグトップの11度目の逆転勝ちで2連勝。3カード連続の勝ち越しで貯金を今季最多タイの6とし、首位をキープした。先発の才木は6回5安打2失点で両リーグ単独トップの5勝目を挙げた。

 岡田監督は球団監督では史上2人目の通算500勝を達成。歴代トップの藤本定義まであと14勝となった。岡田監督の一問一答は以下。

(テレビインタビュー)

-難しいコンディションでのゲーム。振り返って

「いやまあ、あのね、効率よく点取れたというのもあって、まあ才木もね、ちょっと下が悪かったのでコントロール悪かったというのもあって、六回あそこまで投げてくれたんでね、まあナイスピッチングやったと思いますけどね、はい」

-才木は両リーグトップの5勝目。

「いや、雨が多いなと思っとったんですけどね。まあ、前回も完封だし、ほんと一番ね、安定して六回、七回はね、最低いってくれるような、そういう内容ですね」

-打線は下位打線がつながった

「きょうはもうね、5番以降が結構機能したんで、ピッチャーきょうは左だったので、右のあの辺の右はね、ちょっとね、いきそうな感じはしてたんですけど、ノイジーにしてもうまく繋いだりね、後ろがああいう形で下位がつないでくれるとね、やっぱり大量点というのをとってくれると思いますね」

-八回は満塁で木浪、原口にもタイムリーが出た

「いやいや、もうね、2点でも岩崎行くつもりやったんですけど、まあああいう形でチャンス広がったので、木浪もね、ここだけでも、ヤクルト戦だけでもいい当たりを取られているから。昨日もそうだけど、満塁でゲッツーを食らうピッチャーゴロが多かったので、まあ、そういう意味でも木浪も吹っ切れたんじゃないですかね」

-ノイジーは7回にファインプレー。

「ああ、大きかったですね。2点差でね、ランナーが1人出て、一発があるバッターが多いので、あそこも打順的にはランナーをためたくなかったので、本当に大きかったですね」

-岡田監督は阪神通算500勝。

「いやいや、初めて聞きました。全然知らなかったですね。それは積み重ねだったのでね。本当に全然知らなかったですね」

-来週に向けて

「交流戦まで6試合なんでね、まあ、前半じゃないんだけど、3分の1ぐらいがこれですぎるんだけど、交流戦に入るとDHとか形が違ってくるので、最後、上位のチームだしね、広島、巨人と6試合あるので、いい形で交流戦に入れるように頑張りたいですね」

(ペン取材)

(自ら)

「営業の人間が降りるときに“おめでとうございます”って言うから、何を言うとんのかわからんかった、意味が分からへんかった、おめでとうの」

-才木は孝行息子

「初回なあ、雨とかでな、ちょっとコントロール悪かったしな、村上のフォアボールでもな。内野安打もそうやけど、あんなんしゃあないけど。その後はね、同点に追い付いた後は、うまくカウントも追い込みできるようになったし」

-満塁の打席でベンチから指示は

「ええ、いや三振せえ言うたんや」

-才木はバントの構えやいろいろやっていた

「ボール球まで振るんですか言うから、ボール球振ったらあかんやろ(笑)何を言いよん、お前、立ってろ言うことやからな、三振せえ言うことは振るな言うことやから、ボール球もどないしますかって、おまえ、そんなんいらんって」

-才木は連敗を止めたり

「これはやっぱり流れやろな、ゲームの流れが、読めるんじゃないけどな、失投が少ないと言うかな。この点数くらいで抑えとったら後半何とかなるとか、そういう流れがいいよな」

-五回で100球超えていたが六回も

「いやいや、打順回ってきて代打で交代とか、それも流れやんか。いらんとこで代える必要ないやん。自分に回ってきて、ここでお役御免な、才木も次打席回ってくるから、この回までかなあ、とか流れが分かったら最後のイニングも頑張れる。いらんことせんでええよ。球数が多いって言うてな、あいつらは球数じゃないやろ、イニングやろ結局は、クオリティスタートとか言うのも、球数じゃないやんか、メジャーみたいな中4で投げてるなら球数とか言うけど、そういうわけじゃないもんなあ」

-木浪は

「まあなあ、2つもいいの捕られたり、そういうのはバッターとしては嫌な感じやけど、最後やっと出たしな。だいぶ変わってくると思うよ」

-打順は戻した

「ちょっと近本と話したんや。だからあんまり近本一人に。3番に入れたら率も悪いから、そこに打ってるバッター入れて打てんようになるのもあれやったからな。それは近本と話したわ。で、1番でいこう、戻そうかって」

-本人は

「1番の方が楽に打てますとは言うてたけどな。でもいずれは3番打ちたいですって。いずれがいつかは知らんけど。でもまだカチッと決まらんけど、何番になっても機能はしてると思うよ。見えない機能というか、うしろ繋いだり、いろんな意味で」

-今日話したのか

「うん、今日。今日のメンバー決める前、練習前」

-細かいところまで

「当たり前やんけ。誰も知らんやろうけど」

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