阪神2軍 佐藤輝は2戦連続適時打も守備で悪送球 和田2軍監督は攻守の課題に言及 一問一答

 3回、佐藤輝は樋口の打球を体で止めるも、一塁への送球が悪送球になる(撮影・山口登)
 9回、右前に適時打を放つ佐藤輝(撮影・山口登)
 3回、樋口の打球を体で止める佐藤輝(撮影 山口登)
3枚

 「ウエスタン、中日2-2阪神」(19日、蒲郡球場)

 阪神は2点ビハインドの九回に追いつき、中日に引き分けた。

 2点を追う九回1死一、三塁。佐藤輝は仲地のスライダーを捉え、右前適時打を放った。これで2試合連続の適時打。それまでの3打席は仲地に見逃し三振、空振り三振、二ゴロ併殺打とやられていただけに、最後はやり返した。

 ただ、三回2死の守備では悪送球もあった。左打者の樋口がバットの先端に当てた打球が三塁へ飛んだ。三塁・佐藤輝の前でバウンドし、不規則な回転ながら体で必死に止めた。しかし、その後の送球が本塁方向へ大きくそれて、セーフ。18日にも好守と紙一重の悪送球があって、2試合連続で失策が記録された。

 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -最後は粘って追いついた。

 「追いついたところより、これだけの接戦で本当に集中しなきゃいけない中で、いろんなことが起こった。油断とか隙というところでの失点なんでね。そこら辺がまだまだ甘いなというね。最後の何とか追いつこう、追い越そうという姿勢は出てた。そこは評価できるけどね。その前にやるべきことがまだできてないというか、足りないよね」

 -佐藤輝は適時打も打ったが、守備ではミスもあった。

 「打つ方に関しては、昨日と同じだよね。やっぱりランナーがいる時の集中力はいいものを持っている。ランナーがいない時にもっとだよね。もちろんランナーがいる時により集中してほしいんだけど、やっぱり凡打の内容も非常に大事になってくる。そこら辺が上がってくると、底辺の部分が上がるから力もついてくると思うしね。ただ、やっぱり中心を打ってランナーを返すというところはいいものが出てるんでね。それは続けていってほしいよね」

 -守備は前へ落とした後に焦りがあった。

 「いやいや、もっと焦ってほしいんだよね。弾いた後にもっと早く。ゆっくりになってしまうか、スローで焦ってしまう。前に落とすのは仕方ないんだよね。止めにいってるから。その後だよね。後は技術的なことを言うと、いかに近くに落とせるかというね。それが弾きすぎてしまってるから。そこら辺は1軍、ファーム関係なく、ゲームの中では起こることなんで。その後、どうするか。それは輝だけじゃなくて、他の選手にも言えることなんで。集中してやってんだろうけど、見ていて何とかできたかなというね。そう思うんでね。そこら辺は反省点かな」

 -西純は6回1安打無失点の好投。

 「全く問題ないというか、純矢らしいピッチングができている。特に最近はフォークのキレがいいんで、三振も取れる。今日は安心して見てられるようなピッチングだったね」

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス