阪神・岡田監督 バッテリーに苦言「対策してないやろ。してないからそうなるんやんか」「こっちは自滅」【一問一答】

 選手交代を告げる岡田監督(撮影・市尻達拡)
 3回、3ランを放った末包の生還を見つめる岡田監督(撮影・市尻達拡)
 1回、野間の打席で村上の投球を坂本がそらし、ピンチが広がった場面で厳しい表情の岡田監督(撮影・市尻達拡)
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 「広島6-2阪神」(21日、マツダスタジアム)

 阪神は先発の村上が5回9安打5失点KO。初回から3イニング連続失点という乱調で首位攻防初戦を落とし、2位・広島に0・5差に詰め寄られた。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。

-村上は。

「初球の入り方やな。なあ」

-初回、二回と続けて初球を。

「そうやんか。ホームラン打たれたやん。初球。(以前の秋山)おんなじことやん。なあ」

-広島はいつも早打ち。

「いや、ずっとやん。分かってるやんか」

-高さだったり本調子じゃなかった。

「そら調子悪かったんやろ。そういうことやん。これで調子良い言われたら困るよ。言うてるやん」

-今までなかったのがすごい。

「だからお前、結局攻め方よりもカウントの入り方やん初球の。二回でもそうだし、それでもう自分の組み立ても何もでけへんようになってしまうから。この間もそうやったから、お前」

-バッテリーはもちろん対策はしていると思うが。

「いや、対策してないやろ。してないからそうなるんやんか、そんなもん。対策してたら初球ボールとかでちょっと様子見たりして入るやん、勝負球でいくとか。簡単にそないしてな、カウント球で、初球ぽーんっていったのが全部やられて、でもう、自分のリズムっていうか、それで投げられへんなってしまう」

-ああいう展開になると

「そらきついよ」

-広島にやりたいことをやられた。

「いや、こっちは自滅やろ、だってなぁ。やりたいことよりもお前、こっちのミスやんか、結局は」

-初回にチャンス。

「そらお前、中軸が打たんから、そらもう、なあ。1本でも出とったらいいけどお前、点が入れへんわな、あのへんが打たんと」

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