阪神 佐藤輝が4戦連続打点 和田2軍監督が現状分析「振り込んでいい状態に」一問一答 津田はプロ初勝利
「ウエスタン、くふうハヤテ2-3阪神」(22日、草薙総合運動場野球場)
前夜20安打18得点で大勝した阪神2軍は守って接戦を制し、2連勝した。打線は初回、相手先発の大生に対し、1死から遠藤が四球で出塁。二盗も決め、1死二塁とすると豊田の適時二塁打で先制した。
なおも1死二塁で佐藤輝も右翼フェンス直撃の適時二塁打。前日には降格後初本塁打を放っており、これで4戦連続打点となった。続く野口にも適時打が生まれ、3点リードとした。
先発のドラフト6位・津田(大経大)は初回から連打で1失点するも、その後は粘り5回8安打2失点7奪三振。プロ初勝利を挙げた。
和田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-しっかり守り勝った。
「6回以降は、本当バッテリーを含めた守り勝ちっていうところでね、その分、攻撃の方がバント失敗があったり、走塁ミスがあったりっていうところで、ちょっと反省点が多かったね」
-佐藤輝は初回にタイムリー。状態は。
「やっぱり打席によって変わってきてしまう。今日なんか、いろんなピッチャーから立ってるから余計そうなんだろうけど。やっぱりそこらへん、自分からコンタクトしていかないといけないと思うし。1人のピッチャーで4回立てれば、また違ってくるんだろうけど、今日みたいに継投で来られた時にね。ただ、わからんピッチャーばっかりだと思うからね、そこらへんのところは、打席でというよりも、ベンチでの観察力、洞察力が必要となってくると思うしね。1打席目1本出て、もう1本欲しいとこだけどね。他の打席も全くっていう感じではないんでね。ただ、いいかって言ったらね、そこまで良くはないし、悪くもないしっていうね。今もうちょっとそこの線を超えると状態良くなってるぞっていうようなところにいるから。しっかりタイミングを取って、振り込んで、いい状態に持っていってほしいよね」
-守備機会は昨日からなかなかないが。
「まあまあ、これは向こうの打球方向のことなんでね。こっちが決められることじゃないんで、そこは打球が来なくてもね、やっぱり1球1球集中しないといけないし、しっかりスタートは切らないといけないんでね、それは来る来ない関係なく、集中して明日以降もね、やってほしいよね」
-津田は久しぶりの先発だった。
「ロングリリーフというか、先発が2人みたいな試合が結構多かったんでね。そういう意味では、まっさらなマウンドに立ってというところで。ストライクが取れるピッチャーなんだけど、ちょっとストライクゾーンに集めすぎる傾向があるんで。あとはやっぱりセットだよね。ランナーいないときは140キロ超えるんだけど、セットになるともう140キロ出ないぐらいになってしまうんで、それをストライクゾーンに持ってくと、どうしてもはじき返されてしまうんでね。やっぱりあとはボールの使い方とかそういうところを勉強していかないといけないかな」
-佐藤蓮は地元・静岡で2試合連続いいピッチング。
「今非常に本人の中でもちょっと手応えがあると思うしね。球自体はいいんだよね。あとはストライクが取れるかっていうところだったんだけど。今はストライク先行、全部が全部じゃないけど、できるようになってきたし、ボール先行してもなんとか粘って、あんまりフォアボールを出さない。それがずっと続いてるわけではないんでね。昨日、今日は良かったから。一回一回みたいなところが、投げてみないとわかんないみたいなところがね、あった中で、昨日、今日と続いたんで。これを続けていくと、本当に力になってくると思うからね。また明日以降もチャンスあると思うんで、いい意味でだけど、それを楽しみにしておく」
-山田は打撃練習を回避していたが大丈夫か。
「大丈夫。今日はちょっと無理はさせないで置いといたんで。明日以降また朝の様子を見てできることはやっていきます。骨は異常ない」
-明日の先発は。
「(高橋)遥人」