辛勝の阪神・岡田監督「やられるパターンやけどな」代打の代打ミエセス起用の狙いも明かす 一問一答

 広島に勝利しタッチを交わす(左から)木浪、大山、ゲラ(撮影・立川洋一郎)
 ナインを出迎え勝利のタッチを交わす岡田監督(80)ら(撮影・立川洋一郎)
 接戦を制し、ナインとタッチを交わす岡田監督(撮影・市尻達拡)
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 「広島1-2阪神」(23日、マツダスタジアム)

 接戦を制した阪神は広島との首位攻防戦を勝ち越し。貯金を今季最多7とし、ゲーム差を2・5と広げた。

 打線は初回に大山の適時打で先制。七回には代打の代打、ミエセスの四球から森下の犠飛で追加点を挙げた。九回はゲラが1死一、三塁の大ピンチを招いたが、代打・松山が二ゴロ併殺打。2夜連続で阪神が2-1で制した。岡田監督の一問一答は以下。

-最後もよく守った

「まあ、やられるパターンやけどな。普通やったらな。あんだけチャンスつぶしたからの」

-中野は大きなプレーが

「うーん。まあ、松山やったからな。ゲッツー態勢、あれや。外野フライで同点はしゃあない。こんなの。同点まではオッケーと思ってたからな」

-ノイジーはエラーもあったが、他もよく守った

「おう、守ったけどな。まあ、あんなん、追加点取れとったら、もっと楽な展開になっとるんやけど。チャンスなったら、ほんっとアカンよな」

-7回は失策と内野安打で1点とれたのが大きい

「いやいやいや、先頭な、ミエセスがフォアボール選んだからな。あれはやっぱり大きかったよ。1-0やったら全然分からん。この展開的にな。チャンスをつぶしてるわけやから」

-代打の代打入れてそこに代走を差し込んで

「1点でも取りにいかんと。そんな1-0で逃げ切るなんか無理よ」

-追加点取るなら7回だと

「そらな、打順が上位にくるからな」

-動いたイニングで

「まあな、エンドランでもかまさんとなかなかな。左ええからな、あの2人。左バッターはしんどいよな。なんとかバット当ててくれと思ったけど、それでうまいことな、二塁進めとったらピッチャー代わると思っとったからな」

-石井がイニングをまたいだり

「いやだから、あそこで普通は左くるけどな、おーん。自分らがやったから嫌やったんやろな。あれはやっぱり俺は良かったと思うよ」

-右打者の二俣だった

「いやいや、それは読み過ぎやろ。それは俺も分かっとったけどな、左な。だから糸原残しとくんで前川やったから、おーん。あれはもう、左代打こられて、桐敷代えとった方が嫌やった。桐敷と二俣の方が嫌やった。昨日の岩崎の件があるからな。でもそれを読んで先に二俣きたから良かった。もう石井には、右やったら1人いくって言うてあったからな。こっちのもうなあ、予定通りやったよ」

-4カード連続勝ち越し。

「あー、でも4カード連続初戦負けやん。そやろ。そのへんちょっとお前、もうちょっと楽になあ、やっぱりのう。ゲームせんと、1点差ばっかりやんか」

-セ・リーグ通算1万試合。

「あーそう、そんなん知らんわ。いつも後から聞くだけやで」

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