阪神 和田2軍監督が2失策の佐藤輝に「とことんやらなあかんな」伊藤将、青柳は1安打完封リレー「全然勝負できる」
「ウエスタン、阪神2-0オリックス」(24日、鳴尾浜球場)
阪神2軍は完封勝ちで4連勝した。2軍降格後初先発となった伊藤将は3番に頓宮、4番に杉本のオリックス打線に対し、6回1安打無失点の好投。72球を投げ、「右バッターのインサイドとかもいいのあったので、戻ってきてるなと感じました」と順調な調整ぶりを見せた。
2番手の青柳は17日・ヤクルト戦(甲子園)以来の登板で3回無安打無失点。「まだ100%ではないですけど、いいボールも多かった」とうなずいた。
打線は井坪が二回に今季ウエスタン1号となる先制2ランを放った。佐藤輝は第1打席で一、二塁間への痛烈な打球を放つも、好守に阻まれ一直に。その後は二ゴロ、空振り三振で3打数無安打だった。
守備では五回先頭・杉本のゴロを一塁へ悪送球。八回には先頭・池田の打球を捕球できず、2失策に。最短昇格は25日から可能になっている中での痛恨のミスとなった。
-伊藤将は本来の投球。
「まだ本来のストレートではないんだろうけど、やっぱりコントロールと駆け引き。これはキャッチャーも含めてなんだけど、あれはやっぱりね、ここにいる選手は、もう本当に食い入るように見てただろうし。非常に勉強になったと思うので」
-状態は上がる余地がある。
「まあ投球術は元々あるピッチャーなので。あとはやっぱりガンはこれくらいでも切れというところがね。それでも抑えるんだけど、って言いながら相手も1軍クラスのバッターがたくさんいる中で、ある程度、もう少しレベルアップというか、上げていく、そこだけだと思うけど」
-次回はもう少し長いイニング。
「いや、まあ次はちょっと、次は次の話で。今日終わってね、どういう状態なのかっていうところをピッチングコーチ含めて話して、そこからだよね、次のことは」
-青柳は3イニング、本人の希望で。
「そうだね。まあまあその中で、本当に球自体は何度も言うけど全く悪くないんでね。あとは制球というかね。そこらへんのところで今日はコントロールよく投げれたんで。あれが実際の甲子園、1軍のマウンドでね、できれば。今日はファームだから(抑えられた)っていう球じゃなかったと思うから。今日の投球ができれば全然勝負できると思うし」
-何度も2軍に来る投手じゃない、兼ね合いもあるが。
「うん、青柳だけじゃなくてね、その分ね、他の選手にもチャンスがもらえて、その中でまた青柳も頑張るだろうし。まあまあ、今日の投球を見たらそんな心配ないかなとは思うね」
-井坪が今季1号。
「やっと打球が上に上がって、今年初ホームラン。去年は春先に3本くらい打ったのかな。スタミナ的なところもありながら、体がしっかりしてきたので、あとは体のキレというところで、やっと井坪らしい打球が見れたかな。ヒットは出てたんだけど、なんかこう、芯に捉えた当たりが少なくて、その中でやっと振り抜けたというかね、本人も打った瞬間いったと思っただろうしね、そういう当たりがあいつの持ち味でもあるのでね。もう少し短いスパンで出てくるようになると、長打力というところで相手に嫌がられると思のでね」
-佐藤輝は。
「いや、ちょっととことんやらなあかんな。今日は特打入ってるんじゃないかな、もちろん守備もやらないとダメだし。一喜一憂じゃなくて、やるべきことをしっかりやる、そういう時間にしてほしいね」
-繰り返しやらないと。
「こっちはそのつもりでやる中で、やっぱり1軍は勝負してるわけだから、事情もあるしね」
-最短登録は明日。
「全部が1軍の兼ね合いなので、こちらから発言するアレじゃないので、いる間はとことんやりますよ」
-明日の先発は
「門別」