阪神・岡田監督 88年ぶりノーノー屈辱に苦笑い「今の調子ならこんなもんやろうなあ」「全然、攻めようがない」一問一答
「阪神0-1巨人」(24日、甲子園球場)
阪神は巨人・戸郷にノーヒットノーランの屈辱的敗戦。甲子園が騒然となった。九回は先頭四球から1死二塁の好機を作ったが、近本と中野が凡退し、聖地は静まりかえった。
阪神が甲子園で食らうのは1965年10月2日の広島・外木場以来59年ぶり。巨人戦では沢村栄治に喫して以来88年ぶりの屈辱となった。岡田監督は監督として2度目。一問一答は以下。
-攻略の糸口が…
「ええ?そりゃ、打てへんのやから」
-組み立ても変わってきた
「いや、そんなことないよ。そんな、変わらへんよ」
-最後まで直球も変化球もよかった
「結局、な。低めのボールな、フォーク振ってな」
-同じ投手に何度もやられている。相手は大したもの
「そらな、ええピッチングされたら、こんなもんやろうな。いまやったらな。いまのバッティングの調子やったらな」
-惜しい当たりも最後のほうに
「惜しい当たりいうても、アウトはアウトやからなあ」
-戸郷は下げるわけにいかない状況。糸口は最後まであったか。
「糸口ってだって、なあ、ヒットを各選手が打つしかないやんか。全然、攻めようがない。最後ぐらいやんなあ、ノーアウトで出たけど」
-3バントを決めた。
「うん」
-及川は手か。
「あれはファームで1回まめをつぶして、そこと同じところみたいやけどな。まめでな」
-小刻みなリレーで最後まで勝負をわからない展開に持ち込んだ。
「いやいや、それは後ろ、今日はお前、ほとんど投げてないピッチャーやったからな。1点やからな、そらお前、どういう形でな、入るか分からへんし」
-富田も四球を出したが坂本を抑えた
「まあな、左用に出したんやけどな」
-及川次の先発は
「いやいや、それはちょっと当分あかんやろ、投げられへん。ファームでも1回飛ばしてるくらいやからな」
-序盤からいいピッチングだった
「まあな、ストライク、ボールはっきりしとったけどな、まあ0点でいっとったからな」
-完封負けとメンタル面の違いは。
「いやいや、それは明日野手がどんなバッティングするかよ、そんなの、そんなの、もう終わったことやしの。また初戦負けたいうことやろ」
-いつも言っている一喜一憂しない。
「しゃーないやん、打てへんねんから。明日バッターがどんだけ奮起するかやろうな、そら」
-(前回やられた)06年は奮起。
「6年やった?(山本)昌?うーん。2回目やなぁと思っとったけど。何年やったかな、5年かな、6年かなぁと思っとったけど」