阪神ドラ4・百崎 2度目のマルチ 復帰後打率・333、1打点 和田2軍監督「対応力ある」

 6回、左前打を放つ百崎(撮影・北村雅宏)
 6回、左前打を放つ百崎(撮影・北村雅宏)
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 「ウエスタン、阪神0-4オリックス」(26日、鳴尾浜球場)

 敗戦の中に見えた光だった。チームが打撃に苦しむ中、阪神ドラフト4位・百崎(東海大熊本星翔)が「つないでいこうっていう気持ちで打ちました」と全力でバットを振ってアピールした。

 六回先頭で打席に立つと、わずか数センチ遊撃手のグラブをすり抜けて左前打とした。さらに八回無死一塁。2ストライクから落ちるフォークを振り抜いて左前へ。これで21日のウエスタン・くふうハヤテ戦以来、2度目のマルチ安打とした。

 「打ちたいっていう気持ちと、トップスピンの打球を意識して」と練習より実戦で本領発揮している。和田2軍監督は「練習では強引に打ってる感じがするんだけど、試合に入ると(いろんな球種への)対応力もあるし、ほんと打つ方が面白いなって」と称賛した。

 チームの連勝は「5」で止まったが、百崎の打撃は止まらない。けがから復帰した4日からここまで12打数4安打1打点の打率・333。けがの怖さから、毎日夜1時間のストレッチで「いい状態」の維持をしている。ここからもっと打ちまくる。

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