阪神・佐藤輝 降格から14日 守備は「うまくなっていると思います」

 「ファーム交流戦、オイシックス(降雨中止)阪神」(28日、三条パール金属スタジアム)

 28日のウエスタン・オイシックス戦が雨天中止となり、2軍調整中の阪神・佐藤輝明内野手(25)はハードオフ新潟の室内練習場で調整。降格から14日が経過し、「練習しているので、うまくなっていると思います」と前向きに話した。

 15日の降格時に「より手で捕る感覚(があって)いい」と使用し始めた小さなグラブでノックを受け、軽やかにさばいた。キャッチボールでは「(回転などの)投げ方を確認してました」。14日・中日戦(豊橋)の八回無死二塁でバントをさばいた坂本の送球を捕球ミス。「キャッチボールやからな」と岡田監督から苦言を受けたこともあり約10分間入念に行った。

 打撃練習では48スイングで室内に力強い音を響かせた。21日のくふうハヤテ戦に降格後初アーチ、25日のオリックス戦ではマルチ安打と打撃の状態も上向きの兆し。1軍昇格の見込みは立っていないが、攻守で手応えを感じている。

 初の新潟となったが、雨でグラウンドコンディション不良も見込まれる。「練習で確認して準備したい」と再昇格へ闘志を燃やした。

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