阪神 攻守で記録に表れないミス 五回好機で森下タッチアップできず 解説者も指摘「ノーアウトだったので」

 5回、中犠飛を放つ渡辺(撮影・中田匡峻)
 5回、渡辺(25)の中犠飛で生還した三走の中野(撮影・中田匡峻)
 2回、田宮の打球を前川は捕球できず。二塁打となる(撮影・北村雅宏)
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 「阪神-日本ハム」(29日、甲子園球場)

 阪神は攻守で記録に表れないミスが飛びだした。

 守りでは二回1死一塁で田宮が打ち上げた飛球に対し、左翼手・前川がスライディングキャッチを試みた。打球には追いついていたかと思われたが捕球できず。記録は二塁打となり、先制の2点につながった。

 攻撃では三回1死満塁を逃すと、3点追う五回は無死満塁で渡辺が中堅左への犠飛。中堅・松本剛が背走してキャッチして三走は悠々と生還したが、二走・森下はハーフウェーで打球を見守り、タッチアップできず。この後、前川が一ゴロ、坂本が三ゴロで無得点に終わった。

 NHK-BSの解説を務めた田中賢介氏も「ノーアウトだったので、タッチアップしたかったですね。一、三塁なら違ったので」と、森下の判断ミスを指摘した。

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