阪神2軍 佐藤輝がマルチ&3打点!和田監督「ベンチに信頼してもらえるような力量になって戻ってほしい」一問一答

 「ファーム交流戦、オイシックス2-9阪神」(29日、三条パール金属スタジアム)

 阪神は公式戦で初対戦となる新潟。先発の秋山が5回6安打1失点と粘りの投球を見せた。その後も中継ぎ陣でつないで計2失点と抑えた。

 打線は10試合連続「4番・三塁」の佐藤輝が躍動し2安打3打点。5試合ぶりの打点と25日のウエスタン・オリックス戦以来のマルチ安打を記録した。さらに降格後初実戦で「5番・右翼」として井上が出場し、初回から見せ場を作って2安打3打点とした。

 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -井上はしっかり結果を出した。

 「もうここに来ると、全然調子悪いという感じじゃないというかね。やっぱり気持ちに余裕というかね、4打席立てるっていうこともあるんだろうし。やっぱりある程度見下ろすっていうのじゃないとだけど、気持ちに少し余裕があるのかな。スイングも全然悪くないし。練習から良かったよね。それがそのままゲームに出た。動きも全然悪くないし。やっぱり1軍ってプレッシャーかかって、どうしても結果を出さなきゃいけないっていう戦いの中で、最初は良かったけどね。結果戻ってきて、そこでやっぱり本人も、もう1回って気持ちでやってるし。こういうのを続けていって力にしていく。それでもう1回勝負っていうね。もうそれしかないと思う。今日ぐらいの打撃をずっと続けていけるようにやってほしい」

 -佐藤輝に久しぶりの打点。状態はすごくい。

 「2打席目以降は内容も、ヒットも凡打も内容は良かった。ただ試合展開からすると、1打席目で打ってほしい。そういう場面だったけど。1打席目に打ち取られた真っすぐを2打席目に初球で捉えるっていうね。それは大事なことなんでね。そういう意味では2打席目もチャンスの追加点というところで大事な場面だったので、そこで結果を出した。それ以降は良かった。シングルの内容も良かった。ちょっとやっぱり、その日によってムラがあるので、そこら辺は幅を狭めていかないと安定した成績は残らないので。そういうところは課題になってくる」

 -守備については。

 「アウトにはしたけどという捕り方なんで、もうちょっと安心して見てたいなというプレーだよね。アウトにはしたんだけど、やっぱりもっとアウトにするべくっていうね。そういうところが大事だと思うんでね。ミスにはなってないけど、ベンチから見て信頼してもらえるような、それぐらいの力量になって戻っていってほしい」

 -先発した秋山も1点で粘った。

 「ちょっと今日は変化球が高かったなっていうところはあるんだけど、一回、二回でかなり点差が空いたんで、投げにくいことはなかったと思うし。秋山の力からしたらあれぐらいはね、毎回投げてくれないとっていう投手なんで。そういう意味では点差云々じゃなくて、しっかり5回を1失点で抑えてるんで。細かいこと言ったら、本人も色々反省点あるだろうけど、まずまずの投球だったと思います」

 -新潟とは公式戦初対戦。高山俊なども所属している。

 「懐かしいというか、頑張ってるなっていうね。そういう姿が見れたんで。やっぱり応援もしてるし。あいさつ程度だけど、少し話はできたんで。本人も『頑張ってます』ってことなんで。高山だけじゃなくて小林(慶祐)もいたので。元気な顔を見て安心したし、より頑張ってほしいなって気持ちです」

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