日本ハムに好き放題されている甲子園にため息 西勇4失点KO 渡辺が適時失策 小野寺スタメンの打線は5回まで無得点

 「阪神-日本ハム」(30日、甲子園球場)

 前夜に続いて主役を日本ハムに奪われている阪神の本拠地・甲子園がため息に包まれる展開が続いている。

 西勇が四回無死一、三塁から、6番に入った投手・山崎に先制中前適時打を許すと、伏見の犠打を三塁に悪送球して2失点目。さらに水野には2点右前適時打を浴びて、今季最短となる4回4失点KOとなった。

 さらに五回には1死二、三塁から高く弾んだ伏見の二ゴロの間に5点目を奪われると、続く水野の三ゴロを渡辺がファンブルして6失点目。一塁側ベンチの岡田監督は普段と変わらない表情だったが、スタンドからは相次ぐ失点とミスにため息だけが広がっていた。

 前日は日本ハム・新庄監督が背番号63と「新庄監督」と名前の入ったタテジマのユニホームを着て主役の座を奪われ、試合も2-8で完敗を喫している。

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