阪神2軍 連日の2桁安打で連勝 井上が5号3ラン 佐藤輝が2戦連続マルチ 先発・茨木リベンジ6回1失点

 「ファーム交流戦、オイシックス2-9阪神」(30日、ハードオフエコスタジアム新潟)

 阪神は連日の2桁安打で2連勝とした。先発の茨木は“第二の故郷”である新潟で2年連続先発を務めた。昨年は3回7失点(自責6)と悔しい結果だったがこの日は6回3安打1失点と1年前からの成長を見せた。

 打線は佐藤輝が2試合連続のマルチ安打。九回2死三塁の好機には適時三塁を放ち打点を挙げた。27日に降格してから2試合続けて5番で先発している井上は六回無死一、二塁の絶好機で5号3ランを放った。会心の当たりで左翼席に着弾し、悠々と生還。前阪神の小林慶祐撃ちに「楽しかったというか、打ってやろうって気持ちになった」と笑顔で話した。家族が駆けつけた遠藤も三塁打を含む3安打と躍動した。

 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -井上が本塁打。昨日悪いところもない、と。

 「いや、悪いところがないわけじゃないけど、状態はそんなに悪くないなっていう。昨日の練習前のフリー打撃から振れてるし、キレもあるなっていう。だからこの結果が出てしかるべしだと思うし。逆に言うと、その中で調子がいいのになぜ1軍で打てなかったかっていうところをね、もう1度しっかり見つめ直して。今度上がる時にはっていうね、気持ちで毎日やってほしいよね」

 -本人は1打席1打席代打で出るつもりで、と。監督にも見える。

 「見えたりっていうか。だから、やっぱりそれが結果にも現れてると思うし、打席での集中力とかね。今こっちで4打席立てるんで、いろんなことを試してみたらいい中で、やっぱり1軍で簡単には4打席立たしてもらえないんでね。1打席で結果を出すっていう気持ちをここから続けていって欲しい」

 -佐藤輝も連日の長打と打点。

 「毎日、1打席、1打席で、周りも一喜一憂するんじゃなくて、本人も必死になって頑張ってるから、ちょっと見守ってやってほしいよね」

 -状態的にはいつ声がかかっても。

 「それを見守ってください」

 -茨木の出来は。

 「やっぱり昨年三条でね、先発して、初回に捕まって、非常に悔しい思いをして、で今年また投げるっていうことで、もうほんとに期する思いもあったと思うしね、新潟の皆さん、また知り合いの方もね、たくさん来られてると思う。そのゲームで成長してる、1年たつとこれぐらい変わるんだっていうところを見せられたと思うんでね。まだまだ本人の課題はあるんだけど、ここで一つ一つ言わないけど、そこら辺のところを克服しながら。今日はでもそういう姿を新潟のファンの方々に見せられて、本当に良かったと思います」

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