阪神・森下 6番降格に、劣勢ムードに燃えてマルチ安打「また新たな気持ちに切り替えて」

 「阪神0-6日本ハム」(30日、甲子園球場)

 打順降格にも、劣勢ムードにも燃えていた。阪神・森下が意地のマルチ安打。目の覚めるような2安打で虎党を沸かせた。「一日一日、試合の中でも課題を持ちながら、修正しながらやっている」。チーム唯一のマルチ安打で気を吐いた。

 6点ビハインドの五回無死。先頭でカウント3-1から山崎の137キロ直球を捉えた。痛烈な打球は三塁線を破る二塁打。この日、チームで初めて二塁を陥れた。さらに、七回1死では追い込まれながらもスライダーを左前へ。得点にはつながらなかったが、最後までファイティングポーズを取った。

 4試合連続安打で3試合ぶりのマルチ安打と次戦への明るい兆しは見える。試合後も開口一番に「(相手)チームが変わる。環境も変わるんで、また新たな気持ちに切り替えて、頑張っていきたい」と前を向いた。

 8日・広島戦(甲子園)以来の6番起用も納得していた。「自分の昨日(29日)の打席内容とかを見て、打順が変わったと思う」。それでも、上位を打たなければいけない選手。「チームの勝利につながるような打撃はしていきたい」。自らのバットで勝利に導くと誓った。

 交流戦は投打がかみ合わずに、連敗スタート。8試合連続で3得点以下の打線が現状を打開する必要がある。「野手が頑張って点を取れれば、投手も楽になると思う。DHとかも増えるんで、頑張っていきたい」。31日からは千葉で好調のロッテと3連戦。昨季は10打数1安打と苦しんだ。今年はここぞの一打でリベンジを果たす。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス