阪神・富田 雪辱3回無失点 ルーキー年にプロ初黒星を喫した日本ハムに好投46球

 「阪神0-6日本ハム」(30日、甲子園球場)

 3番手の阪神・富田が3回無失点でリベンジを果たした。ルーキーイヤーの昨年6月9日以来、2度目の日本ハム戦。1年前のエスコンフィールドでプロ初先発初黒星を喫した相手を、甲子園で封じ込めて、「僕に関しては積み重ねだと思うので、投げられる試合を大事に自分にできることをして、任されたところで投げられたら」とさらなる成長への糧とした。

 6点リードをつけられた六回から登板すると、最初の打者として万波を迎えた。「長いイニングを投げることは分かってたので、その中でまず先頭ってところでしっかり抑えることを意識しました」。前夜に一発を放っている成長株に対し、初球変化球の後は直球勝負。カウント2-2からの6球目で空振り三振に切った。続く水谷には左前打を浴びるも、慌てることなく後続を断った。

 七回からは2イニング連続で三者凡退。追加点を与えることなく、仕事を終えた。「相手が考える前に投げようというのはあって」と自分のリズムに持ち込んで左腕を振り、完敗の中に光った46球で存在感を示した。

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