阪神・岡田監督「もうええわ」とだけ言い残し球場を後に 痛恨サヨナラ負けで今季初の4連敗 3位転落も明るい兆しは前川
「ロッテ5-4阪神」(31日、ZOZOマリンスタジアム)
痛恨のサヨナラ負けで今季初の4連敗となった阪神・岡田彰布監督は「もうええわ」とだけ言い残し、球場を後にした。
ショッキングな敗戦だった。前川が3安打3打点の大暴れでリードを奪い、九回を迎えた。満を持して守護神のゲラを投入。だが先頭に安打を許すと、勝負球をことごとく見極められて満塁とピンチを広げた。そして高部に同点犠飛を許してしまった。
延長十回には漆原が2死から乱調で最後は押し出し四球で決勝点を与えた。交流戦は3連敗スタートとなり、巨人にかわされ3位に転落した。
それでも6番・DHで起用した前川がプロ初本塁打を放つなど、明るい材料はある。8戦連続3得点以下だった打線には復調の兆しが見えてきており、チームはまだ貯金「3」を持っている状況だ。
開幕から苦しい戦いを乗り越えて貯金を積み上げてきた阪神。長いペナントレースでヤマ場を迎えたが、きっと乗り越えてくれるはずだ。