阪神 初回の好機生かせず 「4番」近本が初回いきなり右前打も5番前川が三振

 1回、右前打を放つ近本(撮影・伊藤笙子)
 1回、右前打を放つ近本(撮影・伊藤笙子)
 1回、空振り三振に倒れる前川(撮影・西岡正)
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 「ロッテ-阪神」(1日、ZOZOマリンスタジアム)

 プロ6年目で初の4番に座った阪神の近本光司外野手が初回にいきなり安打を放った。

 2死から「3番・DH」の糸原が四球を選ぶと、「4番・センター」のアナウンスとともに近本が打席に入った。その初球だった。田中晴が投じた143キロの直球を右前にはじき返し、一、二塁とチャンスを広げた。

 続く前川が空振り三振に倒れ、先制点には結び付かなかったが、阪神の第109代目の4番が早くも存在感を発揮した。

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