打撃絶好調の阪神・佐藤輝 4戦連続マルチ「引き続きいい状態」 和田2軍監督「あとは守備の確実性、安定感」

 「ウエスタン、阪神6-10ソフトバンク」(1日、鳴尾浜球場)

 快音が止まらない。打撃絶好調の阪神・佐藤輝明内野手がバットを振っては打ち出の小づちのごとく得点を生み出した。「引き続きいい状態できていると思うんで。今日も出て良かったです」。誰もが認める主役の座を手放さなかった。

 初回1死二、三塁、外角に来たスライダーを強振し右方向へはじき返した。三走・高寺が生還。得点圏で打席が巡る“もってる”強打者はチャンスをものにした。さらに三回2死一、三塁でも高めに浮いた直球を仕留めて左翼への適時打をマーク。2打席連続タイムリーに4試合連続マルチ安打&打点と存在感が際立っている。ここまで13試合に「4番・三塁」で出場し、打率・300、2本塁打、13打点。「日によって(打撃の感覚が)変わるんで。練習で確かめてます」。日々の確認を怠らないことが好調維持の鍵だ。

 守っては初回無死二、三塁に三ゴロをさばいて併殺、四回に三飛と無難にこなした。ただ和田2軍監督は「打撃はそれぐらい打たないといけない選手だと思うんでね。あとは守備の確実性、安定感をもっと鍛えていかないといけない。積み重ねが大事」とさらなる向上を促した。

 「(守備で)新たに取り組んでることもあるんで。うまくいけばいいかな」と佐藤輝。攻守で頼れる男になる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス